山練、そして大アクシデント

勤労感謝の日、翌日から冬型が強まるとのことで久々に山練に行くことにしました。
いつものリゾート公園駐車場から金山滝までロードで下り、金山滝~前岳~中岳ピーク
まで登りました。

午後から天気が崩れる予報でしたが、午前中は鳥海山や遠くの山々まで見渡すことができました。

7月の豪雨で旭又ルートは復旧の目処が立ちませんが、こちらからのトレイルがある程度整備
されているようです。ただ雪が降ると弟子還りは厳しそうですね。

中岳の神社には初冠雪の時の名残が。

誰もいない中岳ピークで立ったままジェルを食べてしばし休憩。冷たい風に吹かれながら
清々しい景色を見渡し、最高の気分でした。 ここまでは・・・

この季節、登山道には枯葉が積もり、枯葉の下の状態は見えにくいです。
枯葉の下には岩があったり木の根があったり、滑りやすく躓きやすく、大注意が必要です。
自分に、注意して注意してと声に出して言い聞かせながら下っていたのですが・・・

木の根に足を滑らせて尻もちを着きそうになり、とっさに右手を付きました。その手が木の根
の間に入ったようです。瞬間的に、やった と思いました。右手を見ると小指の関節が反対に
曲がっています。うわっ と思い指を押さえると、ボキッと音がして元に戻りました。
気が動転して何が起こったか理解するのに少し時間がかかりましたが、関節が脱臼して押さえる
ことで元に戻ったのでした。少し蹲っていましたが、動かしてみるとそれほど痛みもなく動くこと
がわかりました。少し安心し、そこからは右手を庇いつつ、無理せず下山しました。

休日ですし、とりあえず指は動くし、午後は様子を見ることにしました。しかし徐々に指は紫色に
腫れ上がり、動かすことも困難になりました。毛細血管も腱もかなり傷ついたのでしょう。
そりゃそうですよね、指が反対に曲がったのですから。

そしてこうなりました。患部は痛々しいのでお見せしませんが、剥離骨折だそうです。
簡易型のギプスを付けて、全治1~2ヵ月とのことです。 あーあ、やっちまったな。

行く時にずいぶん迷ったんですよね。未だに熊の被害が出ているのに、しかもトレラン
シーズン終わっているのに、何で山に行く必要があるのか、と。
まあ、ありがちな事ですよね。
今は、熊に襲われなくて良かった、手首を骨折しないで良かった、と思うことにします。
それと、後ろに転ぶ時はただ尻もちを着いたほうがよほど良いですね。手を着くと今回の
ような事や、下手をすれば手首を骨折したりしますからね。反射的で難しいですけどね。

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