総社町のリノベーション

中古住宅+リノベーションで広がる自由

建築概要

場所 秋田県秋田市
構造・規模 木造 2階建
家族構成 夫婦 + 子供2人
延べ床面積 減築後 128.35㎡(38.75坪)

中古住宅+リノベーションで広がる自由

ダイニングから階段方向を見る.今回のリノベーションでは既存の階段の扱いが大きなポイントになった.

場所

秋田県秋田市

構造・規模

木造 2階建

家族構成

夫婦 + 子供2人

延べ床面積

減築後 128.35㎡ (38.75坪)

リノベーションならではのメリットを生かして

Y邸のリノベーションは階段こそ前の建物のまま残したものの、和室部分を半分に減築し、間取りも大幅に変更するなど、かなり大規模なものとなった。「築年数が経っていますから、当時とは生活スタイルも大きく変わっている。それに加えて耐震性能は等級3に相当する程度、断熱性能は2020年基準を見越して実際のエリアの基準より1等級上げて計算し、計画しました。」と加藤さんは話す。

加藤さんにリノベーション住宅のメリットを聞いてみた。「1つには愛着ある建物やその地域の歴史が引き継げることまた、経済的なメリットもあります。中古住宅の状態によって総工費が大きく変動するリノベーション住宅と、新築の住宅の総工費を単純に比較することはできませんが、目安としてリノベーションの
場合、総工費は新築の場合の6~7割程度に抑えることができるのでは。さらに固定資産税も引き継ぐことができます。さらに材料を耐用年数分きっちり使い切ることができますから、廃棄物の少ない環境負荷の少ない住まいづくりが実現します。リノベーションの場合、ある程度前の住居の制約を受けることにはなりますが、性能をぐっと上げられるのはもちろん、大幅なリノベーションで見違えるようになるケースもあります。一つの選択肢として、心に留めておくといいのでは(加藤さん)」。
※文章は『JUU 07号』より抜粋しました。

既存住宅の外観.

既存の階段.基本的には
この階段をそのまま使用している.

施工中.東側の和室を撤去した.

施工中.階段まわりの様子.

既存平面図.築30年程度.

改修平面図.東側の和室を撤去し減築した.

リビングから、ダイニング・キッチンを見通す.間仕切を開放し、LDKとしてワンルームの空間とした.

LDK.既存の階段を効果的にデザインにも生かす.右手は独立した和室.

和室.個室や予備室として多用途に使用可能.

キッチンからリビング・ダイニングを見る.LDを見渡せると共に視線が外部まで通る.

階段と和室入り口.センターに位置する階段から上部の光を取り込む.

玄関.右手は壁一面の収納.床は土間コンクリート.

洗面脱衣室.奥は洗濯の乾燥室.

道路側ファサード.和室を減築してカーポートを設けた.フェンスの奥は庭.

洗カーポートまわりの植栽がホワイトの外観に彩りを添える.

BIMによるプレゼンテーション.構造部材との取合いも同時に検討する.

BIMによるプレゼンテーション.水平・垂直に任意の位置で切断し、検討やプレゼンが可能.

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