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青葉のUD-House

デッキとロフトのあるユニバーサルデザイン・ハウス

空気感染リスクの低減

中庭とか大き目のデッキのある住宅

建築概要

場所 仙台市青葉区
構造・規模 木造 平屋建て
家族構成 夫婦 + 子供1人
延べ床面積 121.82㎡ (36.78坪)

デッキとロフトのあるユニバーサルデザイン・ハウス

ダイニングからリビングを見る.左手に和室と寝室に囲われたデッキ.右手上部にロフト.
西側上部にはトップサイドライト.午後~夕方までの陽がリビング奥まで差し込む.正面は個室.

場所

仙台市青葉区

構造・規模

木造 平屋建て

家族構成

夫婦 + 子供1人

延べ床面積

121.82㎡ (36.78坪)

ユニバーサルデザインを設計の大きな目標に

仙台市青葉区の、市街地から程近い住宅地に建つ平屋の住宅である。
設計当初からバリアフリー住宅であることが条件になったが、バリアフリーに特化したデザインとはせず、いかにユニバーサル・デザインになり得るか、を設計の大きな目標として掲げた。

住宅全体はリビングを中心に、ダイニング・キッチン、水回り、個室、和室が配置され、リビング南側には和室と寝室囲われたデッキを設けた。このデッキは道路からの視線も届きにくく、外部でありながらプライベート感のある中間領域となっている。キッチン・ダイニング・リビングは、ロフトのある傾斜天井のおおらかな一室空間になっており、和室も建具を開放することで、ダイニング・リビングと一体の空間として機能する。西側にはハイサイドライトを設け、午後からの陽をリビング奥やダイニング・キッチンまで取り込む。

キッチンは住宅の東側に配され、住宅内ほぼ全体を見渡すことができる。また玄関前ポーチから食品庫を通って直接アクセスすることが可能であり、家事の効率化を図っている。

キッチンは生活者の身体特性に合わせた特注の製作キッチンとしている。既成のステンレスシンクや調理機器と、家具工事のキャビネットを組み合わせ、細かな寸法のアジャストにより車椅子での使用にもストレスを感じさせない。ホワイトとシルバーを基調としたカラーリングもインテリアに溶け込み、オーダーキッチンならではのコーディネート感が得られている。

低層の住宅が軒を連ねる良好な住宅地の中で、そこから突出しない佇まいとすべく、周辺環境の中にしっくりと収まるスケールをスタディした。

東側ファサード.住宅の南・北側にカーポート.ウッドフェンスの向こうはデッキスパース.

リビングからダイニング・キッチンスペースを見る.左手にエントランススペース、右手に和室空間.

ダイニング・キッチンと一体の和室空間.FL+450、床下は引出し収納.

水回り上部のロフト.

リビング裏の収納スペース.エントランスから直接水回りに入れる.

玄関.カーポート~玄関~ホールまでフラットにつながる.

身体寸法に合わせたオーダー・キッチン.

キッチン奥の食品庫ドア.外部の玄関ポーチに直接つながる.

車イスでも使用可能なトイレ.

洗面脱衣室と浴室.ゆったりと使用できる.

東側ファサード.道路側に対しては比較的閉じた表情をしている.

エントランス回り.

Prototype Modeling

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