八幡田の家

支給木材で建てる家

建築概要

場所 秋田県秋田市
構造・規模 木造 2階建
家族構成 夫婦(子供2人)
延べ床面積 136.63㎡ (41.24坪)

支給木材で建てる家

LDK+和室.南に面して明るい日差しが入る.リビング上部は吹き抜け.床はナラの無垢材.

場所

秋田県秋田市

構造・規模

木造 2階建

家族構成

夫婦(子供2人)

延べ床面積

136.63㎡ (41.24坪)

白をベースに自然な木の表情が織り込まれた、モダンで柔らかい質感の住宅ができたと思います。

秋田市外旭川の閑静な住宅地に建つ木造住宅です。

施主は木材に深く関わる立場にあり、ご自身でも多くの木材を所有されておりました。
いつか自分の家を建てる際は、これらの木材を是非使いたいと考え続けていたそうです。

杉・松・栗・ナラ・桧・桜など、ストックされた木材を拝見し、構造材や造作材として適する部分に使用することにしました。

しかし、実際に使用する場合、現地→製材所→乾燥・加工→現場と、運搬や加工が必要であるため、思い付きだけでは難しく実現しない場合も多々あるのですが、今回は当初の施主の意志通りに実現しました。

住宅は、南側に前面道路があり敷地は道路から40~50センチ高くなっています。
第一種低層住居専用地域であるので、低密度で良好な住環境ではありますが、北側斜線もあり、それらに沿った形状としています。

1階は南面するLDKを中心に、北側に水回りをまとめ南東側に和室を配置しました。普段は和室とLDKは一体であり、さらにデッキを介しても一体となる配置構成としています。

リビングに開放された階段を昇ると2階の通路を兼ねたフリースペースとなっています。
両側に個室のあるこのスペースは吹き抜けにも開放され、南側のバルコニーからも多くの日差しが入る気持ちのよい空間となっています。

白をベースに自然な木の表情が織り込まれた、モダンで柔らかい質感の住宅ができたと思います。

所有する木材のストック.

構造材や造作材として使用した.

リビング・ダイニング.正面はキッチンでカウンターの後ろに配置される.柱と筋交いは栗材.

和室とデッキ方向を見る.和室内の板敷きの部分は桜材.

和室方向を見る.

リビングの吹き抜け.

リビングと階段と吹き抜け.吹き抜け上部の天井は杉材.

キッチン.キッチンの奥はパントリーと勝手口.

2階通路を兼ねたフリースペース.天井が高く、高窓からも日が差し込む.

階段の吹き抜け.2階の床もナラ無垢材.天井は杉材、梁は松材、柱は栗材.多くの木の質感で、ナチュラルで柔らかい印象.

玄関回り.右手は壁一面の収納.床はホワイトのタイル張り.

納戸.床は質感の異なるナラ無垢材.収納だが白くきれいな空間.

南側ファサード.正面からはシンプルに見えるが様々な条件に合わせた立体的な構成.

Prototype Modeling

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