川を望む平家

住宅の有り様を決定づける川との関係性

建築概要

場所 秋田県秋田市
構造・規模 木造 平屋建
家族構成 夫婦+子供2人
延べ床面積 170.15㎡ (51.37坪)

住宅の有り様を決定づける川との関係性

北側アプローチとファサード。ルーバーの横から玄関に入る。塗壁の壁面は北側ということもあり比較的閉じた表情を持つ.

場所

秋田県秋田市

構造・規模

木造 平屋建

家族構成

夫婦+子供2人

延べ床面積

170.15㎡ (51.37坪)

明快なゾーニングと中間領域としてのデッキ。

秋田市に建つ平屋の住宅です。近くには県内でも有数の交通量を誇る交差点がありますが、この敷地は周辺から切り取られたかのような静けさがあります。

住宅南側には川があり、庭の木々の間から川を垣間見ることができます。
この川との関係性が、住宅の有り様を決定づけています。

リビング・ダイニングと個室はパブリックとプライベートとして明快にゾーニングし、川を望む南側に配置され、中間領域であるデッキを介して庭と繋がります。

リビング・ダイニングは木質系の素材を多用し、屋根なりに傾斜した天井と間接照明、表しの独立柱や梁がインテリアの中心になります。

住宅西側に水回りやユーティリティ・スペースをまとめ、キッチンやリビングからのアクセスを容易にすることで、家事のし易さや使い勝手の向上を図っています。

北側アプローチから見る住宅エントランスはやや奥まっており、川に向かって開いた南側とは対照的に開口部を抑えた閉じた表情になっています。

ダイニングからリビングを見返す.床はオーク無垢フローリング、壁はスイスしっくい塗壁、天井は杉無節板張り.

リビングからダイニング方向を見る.左手にデッキ、右手は必要に応じて間仕切り可能な洋室.
木々の間から川面が垣間見られる.

南面の川側に面するデッキ.樹種はセランガンバツで極めて腐食しにくい.

ダイニング.壁際に沿って間接照明が走る.

セランガンバツのデッキ.庭の南側は川.

玄関・玄関ホール.外部のルーバーにより視線が直接通らない.R 部分にはニッチ棚.

玄関横の収納とシューズ
クローゼット.

プライベートゾーンのベッドルーム.壁はペイント.

キッチン横のパントリー.

寝室横の書斎としての個室.

現状では一体の子供室2室.

Prototype Modeling

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