ヤバタラはやっぱりヤバかった・・・
リザルトより 出走人数:368名/完走人数:205名 完走率:55.7%
東北最難関と言われるだけあり、かなり厳しいリザルトでした。
だいたいローカルで行われるイベント寄りのレースは、完走率90%以上というのが
普通だと思いますが、それに比べたら段違いの難しさです。さすがOSJ。
20~50代の人と比較するつもりは全く無いのですが、気になる60代以上のリザルト
を見ていくと
60代出走者 21名
60代完走者 4名
第3関門まで行けた60代 1名
第2関門まで行けた60代 11名 加藤もここでタイムオーバーのDNF
70代 2人出走 1人完走 スゲー!
80代 1人出走 レジェンド月岡金男さん スゲー!
このような結果でした。
第2関門までの自分の記録は、距離31.06km、↑2,588m、↓2,463m、9時間28分でした。
ここでの制限時間は9時間ですので、28分も間に合いませんでした。
ちなみに第2関門でDNFの人数を数えてみると、ちょうど100名でした。
もともとここの関門は厳しく設定されており、要因はそれぞれあると思いますが、私の場合は
とにかくドロドロ、ヌルヌルの下りを怖くて全く走れなかった、という事に尽きると思います。
岩混じりの段差の大きい下りは水を含んでヌルヌル地獄と化しており、途中までは時間も
気にしていましたが、途中からは、とにかく骨折や大出血の大怪我だけはしたくない気持ち
だけになっていました。若い人の体は治りますが、年寄りの体はもう治らない可能性も十分
あります。幸い岩の上で転倒とかはありませんでしたが、このパートだけで派手に5~6回
は転倒し、関門にたどり着いた時はタイムオーバーにもかかわらず、半分ほっとしました。
初めてのリタイヤバスに揺られてスタート地点へ戻りました。
そんな形で、50kmへの挑戦は終わりました。
大怪我は無いものの、何日かお風呂でしみるような小怪我は多数負いました。
コース全体としては岩だらけで、急登・急下降や大きな段差も多く、ハード。
このレースはちょっと年寄りにはハード過ぎて無理かな・・・無理無理 と思いながら眠りに
ついたのですが、一夜明けるとまた気持ちが少し変わっているのが不思議なところ(笑)
3,900mという登りもさることながら、下りの攻略が完走への鍵かもしれませんね。
しかもヌルヌルになるかどうかは気まぐれな天気次第という・・・
まあ来年の安達太良までまだ約1年ありますので、ゆっくり考えてみます。