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Vol.7

□□□     建築家の日常・非日常     □□□

□             Vol. 7            □

□□□     ISSEI KATOH DESIGN     □□□

           発行日 2007.12. 13
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目  次

■建築家からの手紙 : 師走も半ば

■建築家の日常・非日常 : 発想すること

■建築家の智慧 : 地盤について-2

■編集後記 : 行き当たりばったり


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■建築家からの手紙 : 師走も半ば
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□□様、こんにちは。

12月も半ばになりました。
夏が終わってから12月まで、あっという間でした。

ここ何日かは穏やかな天候ですが、雪も降ったり
止んだり、積もったり解けたり、正しい冬の始まり
という感じがします。

あとは年末に向かって一気に時間は流れるわけですが、
やらなければならないこと、やり残してること、加藤様にも
あるかと思いますが、よい年末年始を迎えられるよう、
あと少し、頑張りましょう。

考えてみると、まだまだやらなければならない事が
たくさんありますね。(笑)
あまり考えたくないあの事や・・・

考えていると頭が痛くなりますが、大きな作業は細分化し、
ひとつずつ、少しずつやっていくのが鉄則ですね。

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■建築家の日常・非日常 : 発想すること
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□□様も同じだと思いますが、業務の中で考えなければ
ならないことはとても多いですね。

一見単純作業に思えても、多くの思考の上に成り立って
いる場合もありますし、潜在的にたくさんのことを考えながら
進めている場合もあります。

もともと考えることは大の苦手なのですが(笑)、
建築家も考える事が仕事そのものと言っていいでしょう。

打合せ段階、設計段階、現場段階で求められる考え方も
異なるのですが、今日は主に建築の発想段階について
お伝えしたいと思います。

プランニングにしても外観デザインにしても、当然
考える前はゼロ。形も何もありません。

真っ白な紙が目の前にある状態です。
どこからどう線を引き始めても自由です。

で、私の仕事は、その真っ白な状態から「かたち」を
作っていかなければならないのですが、これがやっぱり
大変です。

敷地の形状や方位、周辺の環境がある程度の手掛かり
にはなりますが、それらの条件をどう取り入れて、どこから
発想していくかは、やはり自由なのです。

住宅であれば、私の場合、最初の作業は平面的な
「プランニング」になります。

「間取り」という言い方もありますが、やはり平面的・立面的・
断面的と、総合的に考えていくことを考えれば「プランニング」
という言い方がしっくりくるような気がします。

お客様のご要望をヒアリングし、敷地特性を把握し、
構造的な組立ても意識しながらプランニングを始めます。

それぞれの部屋の大きさ、それらの関係(並びかた)も
大切なのですが、それだけですと設計専門家のプランニング
としては物足りない。

暮らしの中での人の動き、移動するにしたがい見える光景、
内部から見える外部、外部から見える内部なども強く
意識します。

また、家の中での視線の通り方、照明が点いたときの
空間の雰囲気なども大切にしたいものです。

さらに、建築が景観や周辺環境に大きな影響を与える
社会的な行為と考えれば、外観がどうなるか、
も重要なことです。

あっちを立てればこっちが立たず、迷いや葛藤の中で
総合的なプランニングを進めます。

このような作業は、発想段階、プレゼン、基本計画を通じて
お客様のご意向を取り入れながら、繰り返し検討されます。

建築の方向を決定する重要な段階。

この段階での検討や基本になるコンセプトの発想は、部分的な
修正を除き、スタッフに任せられない加藤の担当になります。

いろいろな意味で、「生みの苦しみ」というのは本当です。

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■建築家の智慧 : 地盤について-2
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「地盤について」の2回目です。

前回は、主に秋田市内の地盤の傾向、地盤の調査
方法等についてお伝えしました。

そこで今回は、具体的にどのような地盤があり、それぞれ
どのような特性があるのか、また、地盤補強の方法や
概略の費用についてお伝えしたいと思います。

地盤調査により、その敷地の地面の下の土質や強度
などの状況がわかります。

土質には、岩盤・砂質土・粘性土・礫質土などがあり、
それらが混じったものや、積層したもので地盤を構成
しています。

地盤面から浅い位置に十分よい地盤があれば、地盤の
補強は必要ありませんし、悪ければ何らかの補強が
必要になります。

それぞれの土質により、特性は大きく異なります。

例えば同じ砂質地盤でも、締まった砂質と緩い砂質
ではその特性も随分違います。

締まった砂質は比較的良好な地盤ということができますが、
緩い砂質は地震時に液状化などの恐れがあります。

また、水分の多い緩い粘性土は荷重により沈下の恐れが
ありますが、よく締まった粘性土は安定した地盤という
ことができます。

良好な地盤の場合、特別の地盤補強の必要はなく、
小規模の建築であれば、布基礎と呼ばれる直接基礎
で可能です。

あるいは、接地圧をより分散させるベタ基礎という
選択もあります。
(お客様とお話をしていて、ベタ基礎と防湿コンクリートを
混同されている方がかなりおります。このあたりは、また
別の機会にお伝えしたいと思います。)

地盤が良くない場合は、建物の沈下や傾きを防ぐため、
何らかの地盤補強の必要があります。

杭や柱状改良と呼ばれる方法で、杭は鋼管製やコンクリート製
が多く、柱状改良はセメント系固化材を現場の土と攪拌して
その場で柱状の杭(のようなもの)を作ります。

杭にしろ、柱状改良にしろ、施工が終われば何も
見えなくなりますが、施工のための装置は大掛かりです。

いずれにしろ、「長い」ものを「地面の下」に施工するための
重機ですので、敷地の状況、現場までの道路の状況、
運搬・設置・旋回・騒音などの条件により工法も制限される
場合もあります。

そして気になる施工費の件ですが、規模・工法や長さ(改良長)
により異なりますが、一般的な木造住宅程度であれば、
長さは4.0~10.0メートル程度で、柱状改良の場合
60万~120万、コンクリート杭の場合70万~130万程度では
ないでしょうか。

かなり大雑把ですが、地盤補強が必要な場合、80万~100万
くらいかかる、と考えればよろしいかと思います。

繰り返しになりますが、規模や条件により金額には
大きな開きがあります。
目安になればと思い、あえて具体的な金額を出しました。

この金額、建築の目に見える部分に使いますと、
かなりの金額なわけですが、決して削ることのできない
大切な工事費です。

敷地を購入する際の検討事項の一つにして下さい。

? ――――――――――――――――――――――
■編集後記 : 行き当たりばったり
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□□様、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回のニュースレター、いかがでしたでしょうか?

ニュースレターも、今年あと1回を残すのみとなりました。

毎回、計画的にテーマを決めているわけではなく、
とりあえず始めるにあたって、テーマも行き当たり
ばったりで、思いついたまま書き進めてきました。

これからは少し自分なりに予定を立て、全体を
俯瞰しながら進めてみようかと思います。

あくまで、「思います。」ですが・・・(笑)

風邪をひいている人が多いですね。

子供は1週間学校を休んでいますし、私も今現在、
少し喉が痛いです。
風邪薬を飲み、無理はしないように注意します。

□□様もどうぞ風邪にはお気をつけ下さい。

なお、このニュースレターの転送は自由に
していただいて結構です。

□□様のお近くに、ご関心のありそうな方がおりましたら、
ご紹介いただきますよう、お願いします。

感想やご意見、ご質問をお待ちしております。
次回もどうぞお楽しみに。

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ニュースレター「建築家の日常・非日常」

発行責任者:加藤 一成

(株)加藤一成建築設計事務所

TEL 018-831-4315

FAX 018-831-4316

http://www.issei-design.com

http://issei-design.cocolog-nifty.com/

mail info@issei-design.com

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