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Vol.5

□□□     建築家の日常・非日常     □□□

□            Vol. 5             □

□□□     ISSEI KATOH DESIGN     □□□

           発行日 2007.11. 8
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目  次

■建築家からの手紙 : 11月です

■建築家の日常・非日常 : 基礎取り壊し

■建築家の智慧 : 敷地選び

■編集後記 : 機械は壊れる


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■建築家からの手紙 : 11月です
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□□様、こんにちは。

11月になり、急に冬の足音が近づいてきた感じがします。

実は11月は、私の誕生月でもあります。
しかも誕生日は目の前。

また歳をとるのですね・・・(笑)

まあ、歳は重ねるものの、避け難い経年劣化はありますが、
体調は極めて良好です。

□□様、体調管理は万全でしょうか?
体調を整えて冬に向かいたいものです。

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■建築家の日常・非日常 : 基礎取り壊し
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設計やデザインは、形を決めたり色を決めたり、
ある意味華やかな過程があるわけですが、工事
監理という業務も華やかさこそありませんが、設計
と同等、あるいはそれ以上重要な業務です。

理想としては、工事は何事も無く、設計図通り
スムーズに進行するのが理想ですが、経験上
そのようなことは100%ありません。

小さな修正や、やり忘れ等についてはその旨指示し、
設計通りにしてもらえればよいのですが、構造体の
やり直しとなれば、ダメージも大きなものになります。

その中でも、基礎は言うまでもなく、建物にとって非常
に重要な構造体で、文字通りそれ以後の工事の
基礎になるものです。

その重要さは理解できても、現場でそれを見て
良し悪しを判断するには、相応の専門知識が
必要で、普通のお客様がそれを判断するのは
相当難しいでしょう。

ある住宅の現場で、こんなことがありました。

基礎工事が始まって間もなく、工事内容に
不安を感じました。

それはコンクリート工事に入る前、地面の掘削や
ベースの砂利敷きの段階で、すでに分かります。

この人たち、大丈夫かな・・・・・

それでも鉄筋組立てまでは、何度も修正してもらい
我慢の監理を続けていました。

そして、基礎ベースのコンクリート打設。
鉄筋検査をし、ベースコンクリートは出来形検査を
予定していたのですが、見て唖然・・・

そこには掘った土の溝を型枠替りに打設された
無残なベースコンクリートがありました。

すぐに現場監督に連絡し、全ての作業を中止。

理由を正すと、「設計寸法より大きいので、いいのではないか」
とのこと・・・・

私にはとてもそうは思えません。
キッチリ型の中に鋳込まれたコンクリートと、ただ流された
コンクリート。同じわけは無い。

解体、再打設しかない。

施工会社社長に文書で連絡。
「あなたは代表者として、このコンクリートをどう思うか?」と。

何度かのやりとりはありましたが、当然その基礎は解体、
やり直しとなりました。

もう7~8年前の出来事ですが、それ以降、基礎の鉄筋検査と
型枠検査は、さらに徹底して実施するようになりました。

ゼネコンですので、規模の大きな施工会社でしたが、会社の規模と
施工の巧拙とは何も関係無いことは、何度も経験済みです。

この工事結果をお客様に見てもらえるのか?
お客様の「気持ち」に立った監理が必要です。

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■建築家の智慧 : 敷地選び
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これまで、発意・構想・選択・目的と手段と、プロジェクト
の前段階についてお伝えしてきましたが、一旦心構え的な
セクションは保留として、少し具体的なセクションに入って
みたいと思います。

前回の「建築家の日常・非日常」で、「敷地にて」という
アクシデントをお伝えしました。

建てたいものが建たない敷地だった、という顛末です。

それを受けて、今回の「建築家の智慧」では、敷地選びの
注意点についてお伝えしたいと思います。

まず、敷地の面積であるとか、形状であるとか、強さだとか
言う前に、そもそもその建築が建てられる場所なのか?
を知る必要があります。

建築を建てられない場所ってあるの?

とお思いになるかもしれませんが、あるんです。

例えば市街化調整区域や、接道の無い敷地など。

詳しいことは設計事務所や所轄役所等にお訊ねいただくとして、
地区地域や、道路との関係においては、建築(新築)不可
という敷地もあります。

まずは、建築基準法や都市計画法に照らし合わせ、その用途、
その構造、その規模の建築が建てられるかどうか調べる
ことが必要です。

また、許可になるとしても、前面道路や水路がどこの
所有であるのか?
調べるだけでかなりの労力を使うこともありますし、建築の
設計以前に多くの時間を要することも珍しくありません。

不動産会社から土地を購入する場合は、重要事項説明
で様々な条件を説明していただけるはずですが、前回の
例のように、先方に「小規模な住宅は木造だ」という先入観が
あれば、説明の漏れもあるかもしれません。

また、遠い将来の都市計画道路に掛かっている可能性も
あります。

それ以外にも、土地に対しての建築の大きさ、土地に対しての
床面積、隣地からの離れの確保など、いろいろな制約が
あります。

用途、規模、構造(木造かコンクリートか鉄骨か)など、
その時点で分かっている、あるいはイメージしている
ものがあれば、できるだけ具体的に伝えることが大切です。

そして、当然地盤の強度や、工事への適性なども重要に
なりますが、それは次の機会にしたいと思います。

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■編集後記 : 機械は壊れる
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□□様、最後までご覧いただきましてありがとうございました。

先日、所員のハードディスクが壊れたことはブログ
にも書きました。

所員の、とは言えダメージは決して小さなものでは
ありませんでした。数年分の図面、書類、データ
がぎっしり詰まったものです。

賢明な□□様は、バックアップが無い、などということは
決して無いと思いますが、本当に備えは必要です。

気持ち的には、電源を落としたら、次は起動しなくても
何の不思議は無い、と思っても良いくらいではないでしょうか。

いろいろ手は尽くしましたが、やはり絶望的なようです。
間もなく、OSの再インストールをしようと思っています。

終わりが暗いな・・・・・(笑)

感想やご意見、ご質問をお待ちしております。
次回もどうぞお楽しみに。

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ニュースレター「建築家の日常・非日常」

発行責任者:加藤 一成

(株)加藤一成建築設計事務所

TEL 018-831-4315

FAX 018-831-4316

http://www.issei-design.com

http://issei-design.cocolog-nifty.com/

mail info@issei-design.com

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