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建築家の日常・非日常

秋田の建築家・加藤一成が、設計監理活動の中で考えていること・現場で気付いたこと・実践していること・知っていただきたいこと、などをレポートし、ニュースレターとしてお届けします。

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非公式BLOG 2004年からの以前のBLOGです

March 13, 2011

仙台日誌-17-2 秋田に戻りました

昨日、仙台から秋田に戻りました。
ご心配いただきました皆様、ありがとうございました。
取り急ぎ、これにてご報告とさせていただきます。

今回の仙台行は変則的で、

8日(火)の夜仙台入り、9日(水)東京日帰りでセミナー聴講、10日(木)・11日(金)
仙台オフィスで仕事、12日(土)朝から弘前の現場に向う、という予定でした。

11日(金)、午後2時から施工業者さんとの打合せを仙台オフィスでしていました。

しばらくして、ガタガタと揺れだし、徐々に揺れは大きくなっていきます。
ガガガガガガ・・・・ という感じで。

立上がることもできず、しばらく揺れに身を任せるしかありませんでした。

揺れてる途中で停電。
幸い、仙台オフィスは物が少なく、倒れるような本棚やTVやモニターもなく、
洗面台から物が落ちたくらいでした。

これは被害が出るぞ・・・  施工業者さんが呟きました。

取り急ぎ、カーナビのワンセグのTVを見ます。
大津波警報、仙台10m・・・

10mの津波って・・・  ここ大丈夫なの?
業者さんに聞いたら、ここは大丈夫だと思うとのこと。
しかし、その方の自宅は名取市だそうで・・・
甚大な被害の出た名取市、大丈夫だったでしょうか?心配です。

取り急ぎ、近所の様子を見に行ってみました。

0311.jpg 

通りに出ると、停電で信号は消え大渋滞、歩道にはたくさんの人がいます。

コンビニにもたくさんの人が並び、水や食料を買い求めています。
思えば、この時点で並んででも少しでも水や食料を確保しておくべきでした。

避難所にも行ってみましたが、すでに人で溢れていて、子供や高齢者が優先だと
思い、オフィスで過ごすことにしました。

当日の夜は、こんな感じでした。

翌朝。

余震が続き、不安な一夜の割にはたっぷり寝てしまいました(汗)

とりあえず、近所を一回りしてみます。

信号は相変わらず点いていません。
コンビニには閉店の貼紙、スーパーは開店前から行列。

手持の水や食料も不安になってきます。

ただ、車にガソリンは満タン近く入っていました。これは心強かったです。

このまま仙台に留まるべきか、秋田に向うべきか。

迷います。

仙台のインフラの復旧はいつなのか、外に向う道路がどのような状況になっているのか、
全く予測がつかないからです。

少なくとも高速道路は閉鎖されていると思いますし、信号機が点かず
大混乱していれば、何十時間もかかるかもしれません。

迷いに迷って、秋田に向うことにしました。
秋田も震度5弱、家族も心配ですし。

残ってる食料と水、車中泊も覚悟し毛布も積み込みます。

ここでまた迷います。

どこを通って帰るべきか?

北上回り?盛岡回り?鳴子回り?それとも山形回り?

太平洋岸から遠いという意味では、山形回りとも思いましたが
信号機が点いていないとなれば、本流である大きな道の方がいいと判断し、
4号線に向うことにしました。

青葉区通町から泉区の4号線まで、2~3時間を覚悟しましたが意外にも順調です。

30分ほどで4号線へ。高速は当然閉鎖。まずは古川を目指します。

この区間も順調。ほぼ1時間で古川へ。
ただし、ガソリンスタンドには超長蛇の列、コンビにはほとんど閉店の貼紙。

ガソリン入ってて本当によかった。

古川から、最短ルートの鳴子に向います。

仙秋ラインの道路やトンネル、大丈夫かな・・・
ダメだったら新庄回ろう。

しかし、ここも順調。(トンネルの中は怖くて100キロ位で走りましたが・・・)
大型車も走っておらず、いいペースで雄勝の道の駅まで。

ここでようやくチョコレートやペットボトルを補給することができました。

13号線を走り、途中ラジオで秋田道が一部開通したとの情報を得て、
大曲から高速で秋田に戻りました。

難民のような大移動を覚悟していた割には、意外にもあっけなく戻れました。
家族で無事を喜び合ったのは言うまでもありません。

しかし、時間が経つにしたがって、さらに大きな被害も明らかになってきます。

仕事やプライベートで関係する方々も仙台にたくさんおります。

心配です。

状況をみて、可能な限り早く仙台に戻ってみようと思います。

Posted on March 13, 2011 | Permalink | |