2010年4月アーカイブ
April 30, 2010

4年6ヶ月愛用しました、メインPCであるVAIOノートが限界に達しました。
慢性的なHDD不足に加え、先月はこのような状態になったのですが、
さらに外部モニターでも、いきなり画面がまっピンクになるという症状も出て
ついに限界を感じました。
で、これです。
どうよ?(笑)
その時点で、最速の仕様であればまた3~4年はいけるでしょう。
ただし、宝の持ち腐れ的なところはありますが、ビジネス用ということで
OSはXPにダウングレードしました。
で、急いで購入したのですが、箱から出したものの数日前から机の上に放置です。(笑)
もろもろ、データや設定のお引越を考えれば、おいそれと作業を始める事ができません。
どんだけ面倒なんだ・・・
この連休中に、ボチボチ移行作業をしたいと思います。
思います・・・
April 28, 2010

その前に。
チロル地方の街並みはこんな感じです。
きれいですね。
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April 27, 2010

研修3日目。
この日の最初は、地元のパッシブハウス建築家の自邸の見学から。
インスブルックの古い市街地の細い坂道を徒歩で登って行きます。
前日、インスブルック入りしたのが、暗くなってからでしたので、
回りの風景を見たのは、朝になってからでした。
いたるところ、チロルの風景が広がり、決して日本では見ることが
できない光景に感動しました。
このように、個人宅の内部まで見せていただけるのは、この研修ならではです。
期待に胸を膨らませて細い坂道を登って行きました。
が・・・
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April 26, 2010

早朝より北上grosso Luceの写真撮影に行ってきました。
ファサードは北東を向いていますので、正面に陽が当たるのは
朝しかありません。
8時には現地に着いている必要がありましたので、6時半前に出発しました。
ここ数日、天気は今ひとつでしたが、今日は綺麗に晴れ渡り気持ちよく撮影
できました。
ただし車の中もポカポカで、地獄のように眠かったですけど・・・(笑)
そう言えば以前、メーカーの営業の方と車運転してて眠くてどうしようも
ない時、という話をした事がありまして、彼曰く
①体中つねる
②足にピンを刺す
③180キロ出す
すげーな・・・
ちなみに③が一番目が覚めるそうです。(笑)
ただし下手をすると一生目が覚めない可能性もありますけど(怖)・・・
April 23, 2010

この日、インスブルックに着いたのは、すっかり暗くなってからでした。
グラーツに到着以来、いわゆる「都市」に来たのは、このインスブルックが最初です。
ホテルは街外れのインターに近い場所でしたが、食事のため古い市街地に出かけました。
古い建築が多いのですが、所々にある現代建築も街並みと調和したものでした。
夜もたくさんの人が歩いています。
街の中が、やたら明る過ぎないのが印象的でした。
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April 22, 2010

「Freisinger社」のすぐ近く、道を挟んだ向かいにあった現代建築。
何かのオフィスに見えました。
ガラスの納めは伊東豊雄に負けますが、なかなかいい建築でした。
そしてここから、今回の旅行で楽しみにしていた憧れの街、インスブルックに向かいます。
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April 21, 2010

オーバータウエルンから、さらに西に200キロ弱走り、エーブスという町の
木製サッシメーカー「Freisinger社」へ。
ここでは、パッシブハウス仕様の高性能木製サッシを製造しています。
工場では、サッシフレームの加工、シーリング材の取付、塗装の工程等を
見学させていただきました。
その他に、使用するトリプルガラスやコルクの断熱材もじっくり見ることができました。
ちなみにこの窓は、バンクーバーオリンピックのオーストリア・ハウス(パビリオン)
にも採用されてたらしいです。もちろんパッシブハウス仕様。
このオーストリア・ハウス、多少伝統的な形態を取り入れながらも、
とてもカッコいい建築です。
オーストリア・ハウスは、こちらでご覧いただけます。
http://www.oesterreichhaus.at/de/daten-und-fakten-zum-oesterreich-haus
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April 20, 2010

今日は秋田市内で施工中のI-Houseの基礎コンクリート打設でした。
薄曇、気温も程々に上がり、絶好のコンディションです。
型枠・アンカーボルトの設置状況も良好で、よい基礎が
打ち上がるものと思います。
7月末竣工に向け、これから分離発注業務も忙しくなります。
April 19, 2010

4月15日、リプランの礼促社より発売になりました。
東北での家づくりのパートナー探しに、また、東北の建築家による住宅作品集として、
是非ご活用下さい。
東北一円の主要書店にて。980円です。
April 18, 2010

(秋田では)土曜日の夜中に放映された「情熱大陸」は、
建築家・坂 茂さんでした。
わずか30分の番組でしたが、かなりのインパクトを与えていただきました。
そうだよな・・・ 建築家ってこういうものだよな・・・ と。
坂さん自身、スター建築家ですしデザインも優れていますが、明らかに
同世代で活躍するスター建築家とはスタンスが異なります。
隈研吾さんや妹島和世さんはとてもカッコいいですが、この人もまた
日本を代表する建築家の1人として、大いに注目すべき人です。
最近は、建築家の「社会性」について考える時間が多くなってきたように思います。
このサインは、1998年7月11日、坂さんを私の車で駅まで送った時にいただいたものです。
もう10年以上前のことだったのですね・・・
April 17, 2010

スキーリゾート、オーバータウエルンの選手寮の現場を見学しました。
RCの1階部分の上に、木造3階建+ロフト。
やはりKLH社のパッシブホルツのパネル工法です。
未だ工事中で、内部は床パネルの使い方、断熱材の種類と入れ方、
設備の取り回し等を見ることができました。
ビートルズの映画「HELP!」の雪のシーンは、ここオーバータウエルンで
撮影されたらしいです。
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April 15, 2010

インフォメーションセンターもう1枚。
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April 15, 2010

このシリーズ、いったいいつまで続くのだろう?
と自分でも心配になってきましたので、多少はしょります。(笑)
研修2日目。
KLH社製のマッシブホルツを使った木橋、木造大空間のビール倉庫を
見学し、ムーラウの観光インフォメーションセンターへ。
ここもマッシブホルツを使った木造建築です。
小高い丘の上に建ち、オーバーハングした部分は墓地の先の
教会へ向かう軸線を成しているように見えました。
町のインフォメーションセンターですが、トラディショナルな形態に拘らず、
波板の庇、スチールのキャットウォークに外付けブラインド、ガラスに直接
取り付けられた開口部など、現代的なデザイン要素が抵抗無く取り入れられています。
歴史ある地域でありながら、トラディショナルにとらわれず、かと言ってペラペラで幼稚な
デザインに陥らない、というのも今回の研修で感じた点でした。
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April 13, 2010

grosso Luce。
本日、北上市常盤台にオープンでございます。
このような広告を地元の新聞に出していただきました。
関係各位の皆様には、大変感謝いたしております。
北上市のみならず、岩手県の皆様にご愛顧いただければと思います。
おめでとうございます。
そして、
ありがとうございました。
April 12, 2010

「KLH社」をもう1枚。
こちらは、どちらかというと裏側。
横ルーバーのデザインがカッコいい。
サイドの壁は、プレキャストコンクリートのようにも見えますが、
マッシブホルツかな・・・ 多分。
この後、大きなマッシブホルツ加工工場を見学しました。
残念ながら、内部の撮影はNGでした。
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April 09, 2010

2日目の最後は、ムーラウ近郊の「KLH社」へ。
ここはマッシブホルツと、その建設・システム開発をしている会社です。
「マッシブホルツ」は、いくつかの意味で使われるらしい。
「Harrer社」では本当の無垢材という意味で使っていましたが、ここでは
クロスラミナによる集成材のことです。
わかり易く言いますと「巨大で分厚い集成材の板」ということができます。
この「巨大で分厚い集成材の板」を使い、スチレンボードで建築模型を
作るように本物の建築を造っていきます。
プレキャストコンクリートの木造版みたいなものです。
確かに、日本の木造のように細い軸組を立てて、さらに細かい部材で
壁下地を作って・・・ に比べるとはるかに合理的。
したがって、それを運ぶトラックもデカイ。
ヨーロッパ各地でKLH社のパネルを使った木造建築が造られているそうですが、
日本には無いそうです。
構造上、防火上、日本の建築基準法では判断ができないからです。(ですよね?)
※4月12日 追記
日経アーキテクチュア4月12日号では、「木造復権」という特集を組んでいます。
研修旅行に行った身にとって、大変タイムリーな特集です。
特に、海外事情として「マッシブホルツに学べ」という記事では、
KLH社の施工事例が取り上げられています。
建築関係の方は、是非ご覧になって下さい。
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April 08, 2010

昨日、配信いたしました。
今回の特集は、『北上 grosso Luce』 です。
カット10 席、シャンプー4 台の他に、ネイル1 席、エステルーム2 室が設けられ、
地方都市においては比較的規模の大きなサロンです。
ヘアサロン部門と、ネイル・エステ部門はゆるやかにゾーニングされ、それぞれ
の動線が交錯しないよう配慮されています。
その他のコーナーは、
□ スタッフの日常・非日常 スイス行きたい
□ 今月のマテリアル 旭化成ネオマフォーム
□ 研修報告
□ お知らせ
□ 編集後記
です。
どうぞ、お気軽にお申込み下さい。
お申込は、こちらからどうぞ。
なお、バックナンバーも公開しておりますが、2ヵ月遅れで
現在はVol.35まで公開させていただいております。
最新の情報をご覧いただくためにも、どうぞお申込み下さい。
April 07, 2010

その後、「ZARNHOFER社」の手掛ける住宅のリモデリング工事の現場へ。
古い住宅に覆いかぶさるように、しかもブリッジ状に跳ね出した先端はV字形の
コンクリートの柱に支持されるという大胆な造形。
木造ですが、パネル工法による開放的な内部。もちろんパッシブ仕様。
INTELLO社の透湿気密シートや、気密テープの施工状態を見ることができました。
しかし、日本の現場と比べると、かなりザックリとした造りに感じられました。
それと、ほとんど新築のような現場なのですが、外部足場がありません。
聞いてみたら、「いらない」のだそうです。
旅行中いくつかの現場を見かけましたが、外部足場の無い現場、たくさんありました。
そんなもんなんですね。
掛けなくていいなら、これもエコの一つですよね。
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April 06, 2010

「Harrer社」から、協力会社のパッシブハウスビルダー「ZARNHOFER社」へ。
同じくパッシブハウスの設計手法や施工事例のセミナーを聴講しました。
写真は、住宅部材の加工工場。いわゆる作業場です。
住宅の作業場にしては大きいですね。
そして、この作業場も木造。
ドでかい梁が目を引きますが、シンプルで整った建築です。
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April 05, 2010

最初の研修、初日の午前中は、グラーツのパッシブハウスビルダーの「Harrer社」へ。
木造2階建ての社屋。
手前が事務所棟、奥が資材倉庫。
スチールのテンションロッドも見えますが、かなりのキャンティレバーです。
木質系の外装に、ブルーのポイントカラーを使う感覚は私にはありませんが、
これは悪くないと思います。
セミナーでは、木質系ラーメン構造用金物、パッシブハウスにおける気密施工の重要性、
パッシブハウスの施工事例などを聴講しました。
パッシブハウスの施工事例は素晴らしく、性能はもちろん、「デザイン悪けりゃ意味無いよね」
という姿勢がひしひしと伝わってきます。
これは、今回の研修旅行で見た建築に、共通する思想のように思えました。
明らかに、性能と同等にデザインにエネルギーを注いでます。
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April 02, 2010

始まる現場があれば、終わる現場もあります。
かねてより岩手県北上市で施工中だった、grosso Luce(グロッソ・ルーチェ)
の工事が終了し、一昨日引渡しを行いました。
オープンは4月13日ですので、それまでの間機材の搬入・調整・シミュレーション
期間になります。
セット10席、シャンプー4台、個室エステ2室、ネイルコーナーの総合ビューティー・サロンです。
奥州地域に限らず岩手県の皆様、どうぞご愛顧くださいませ。
April 01, 2010

フランクフルト国際空港で乗り継ぎ、オーストリアへ。
1時間ほどのフライトで、夕暮れ迫るグラーツへ。
って終わりかい!
このシリーズ、長くなりそうな予感がしてきました。(笑)
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